診療内容
訪問介護
夜間・休日なども日頃対応している看護師や医師がいつでも相談に応じます
私たちのクリニックでは、医師と訪問看護師が同じチームとして動いています。
外部ステーションとの連携では難しい、迅速な判断と一貫した支援が可能です。
特に末期がんの方の在宅療養では、日々の小さな変化を共有し、同じメンバーが継続して見守ることが、ご本人とご家族の大きな安心につながります。
“最期まで自宅で、顔なじみのチームと過ごす”。
それが、私たちが大切にしている在宅医療のかたちです。
「分断された在宅医療から、“一貫した支援”へ——院内連携型チームが生み出す安心」
在宅医療という言葉が広く知られるようになりました。
しかしその現場では、「医師」「看護」「介護」それぞれが別組織に属し、患者さんごとに関わる顔ぶれが変わるという状況が増えています。
訪問診療を行う医師、別法人の訪問看護ステーション、さらに外部の介護事業所。
それぞれが善意で関わっていても、連絡の行き違いや情報共有の遅れが生じることがあります。
結果として、患者さんやご家族が望む「穏やかな時間」や「自宅での最期」が叶わないケースも少なくありません。
私たちはこの現状に強い違和感を覚え、医師と看護が一体となった院内チームでの在宅医療を実践しています。
患者さんの体調変化があれば、医師と看護師が即座に情報を共有し、その場で方針を決定。
夜間や急変時にも、同じチームが責任を持って対応します。
チームのメンバーが固定されているため「誰に話せばいいかわからない」不安が生まれません。
ご家族も顔なじみのスタッフに気軽に相談でき、最期まで安心して自宅で過ごすことができます。
あるご家族から、こんな言葉をいただきました。
「先生も看護師さんも、ずっと同じ顔ぶれで寄り添ってくれた。
最期の瞬間まで、“見守られている”と感じられました。」
この言葉こそ、私たちが目指す在宅医療の原点です。
医療の効率化や「数」を追う体制が広がる中で、
私たちはあえて、“ひとりの人生を丁寧に支える”という原点を大切にしています。
在宅医療とは、医療行為の場ではなく、人の生き方と家族の時間を支える場です。
そのために必要なのは、スピードよりも「つながりの深さ」。
顔の見えるチームで、最後まで支えること。
それが、私たちの理念です。
がん相談外来
完全予約制外来サポート
がんに関して困ったこと全般に及ぶ相談外来です。
患者さんご自身の問題・疑問はもとより、ご家族の方々が持っておられる患者さんへの対応方法やご家族ご自身が抱えている問題など、どんなことでも遠慮なくご相談ください。
医師、看護師が同じクリニックのスタッフであり、いつでも相談していただくことで、患者様の細かい変化を見逃さず、迅速に対応ができます。
診療費用
訪問診療 月2回(非がん)
| 在宅時医学総合管理科 | 5,400点 |
|---|---|
| 訪問診療 | 833点×2 |
| 合計 | 7,066点 |
| 3割負担 | 21,200円 |
| 2割負担 | 14,130円 |
| 1割負担 | 7,070円 |
末期がん 訪問診療と訪問看護の回数が合わせて週4日以上
| 処方箋なし | 処方箋あり | |
|---|---|---|
| 在宅がん医療総合診察科 | 2,000点 | 1,800点 |
| 日数 | ×30日 | ×30日 |
| 合計 | 60,000点 | 54,000点 |
| 3割負担 | 180,000円 | 162,000円 |
| 高齢受給者および後期高齢受給者 | ||
| 3割負担 | 44,400円 | |
| 1・2割負担 | 12,000円 | |
高齢受給者証および後期高齢受給者証をお持ちの方は、自己負担金額が定められています。
