どのような症状・状態の人が訪問診療の対象になりますか?

病気や障害などにより、お一人で病院へ通院することが困難な方が対象となります。寝たきりの方はもちろん、慢性疾患の管理が必要な方、退院後の在宅療養が必要な方、認知症の方、末期がんや痛みの緩和ケアが必要な方など、幅広い症状・状態に対応しております。

自分で歩いて通院できますが、訪問診療を利用することはできますか?

原則として「自力での通院が困難な方」が訪問診療の対象となります。足腰が丈夫で、お一人で電車やバス・タクシー等を利用して安全に通院できる場合は対象外となることがあります。ただし、認知症による移動の不安や精神症状、付き添いなしでは通院が難しい場合などは対象となることがありますので、まずはご相談ください。

一人暮らし(老老介護)でも在宅医療を受けられますか?

はい、ご利用いただけます。お一人暮らしの方やご高齢のご夫婦のみ世帯(老老介護)でも、安心してご自宅で過ごせるよう、ケアマネジャーや同施設内にある訪問看護、ヘルパーなどの介護サービスと連携してサポートいたします。

認知症の家族診察にも対応してもらえますか?

はい、対応しております。認知症の進行予防や症状のコントロール、周辺症状(不眠、興奮、徘徊など)への適切な薬物・非薬物療法を行い、ご本人とご家族の負担を軽減できるよう配慮いたします。

病院を退院することになりましたが、いつ頃から相談すれば良いですか?

退院が決まり次第、できるだけお早めにご相談ください(退院の2週間〜1ヶ月程度前が目安です)。病院の相談員(MSW)やケアマネジャーと連携し、退院前から準備を進めることで、退院当日からスムーズに在宅医療へ移行することができます。

夜間や休日に症状が急変した場合、対応してもらえますか?

はい。ご契約いただいている患者さまには、24時間365日連絡がつく体制を整えております。夜間・休日でも電話相談を受け付け、必要に応じて緊急訪問や連携病院への搬送手配を行います。契約者様用専用電話番号がございます。

定期訪問の頻度はどのくらいですか?(週何回・月何回など)

患者さまの病状やご希望に合わせて決定します。基本的には「月2回(2週間に1回)」の定期訪問を行います。病状が不安定な時期や退院直後、緩和ケアの終末期などには、必要に応じて週に数回の訪問や連日の訪問にも対応いたします。

緊急時にそのまま入院が必要になった場合、連携病院への紹介はしてもらえますか?

はい、紹介可能です。症状の急変や詳細な検査・入院治療が必要と判断した場合は、普段から連携している地域の中核病院や、これまでお世話になっていた主治医の病院へ速やかに紹介・手配いたします。

自宅で対応できる処置や検査にはどのようなものがありますか?

血液検査、尿検査、心電図、超音波(エコー)検査などの各種検査が可能です。処置としては、採血・点滴・注射、褥瘡(床ずれ)の処置、各種カテーテル(胃ろう・尿道カテーテル等)の管理、在宅酸素療法、中心静脈栄養(IVH)、麻薬を用いた緩和ケアなど幅広く対応しております。

訪問診療の曜日や時間指定は可能ですか?

訪問予定日はあらかじめご相談のうえで決定いたします。基本的には巡回ルートに合わせてお伺いするため、細かい時間の指定はご希望に添えない場合がございますが、デイサービスなどの予定と重ならないようスケジュール調整を行います。

診療の際、家族の立ち会いは必須ですか?

お一人暮らしの方や、日中ご家族が不在の場合は、お立ち会いなしでの診療も可能です。診察後の状況や処方についてご家族へお電話や連絡ノート等でご報告いたします。ただし、認知症等で病状の説明や意思疎通が難しい場合、重要な説明を行う際にはお立ち会いをお願いすることがございます。

末期がんの在宅緩和ケアとは、具体的にどのようなことを行うのですか?

身体的な痛みや息苦しさ、だるさ、吐き気などのつらい症状を和らげる「症状緩和」を中心にケアを行います。また、精神的な不安への寄り添いや、ご家族の介護負担軽減も含め、住み慣れた家でご本人らしく穏やかに過ごせるようサポートいたします。

自宅でガンによる激しい痛みや苦しみを和らげることはできますか?

はい、可能です。医療用麻薬などの飲み薬や貼り薬、内服が難しい場合は持続点滴等を使用し、24時間体制で痛みのコントロールを行います。

息苦しさ(呼吸苦)や胸水・腹水がある場合の対応は可能ですか?

はい、対応可能です。在宅酸素療法や医療用麻薬等を用いた呼吸苦の緩和のほか、ご自宅での処置が適している場合は胸水・腹水の排液処置や症状に応じた薬物療法を実施します。

最期まで自宅で過ごしたい(看取りたい)という希望にも対応できますか?

はい、対応しております。ご本人やご家族が望む形で最期を迎えられるよう、訪問看護や介護スタッフと協力しながら最後まで手厚くサポートいたします。ご自宅での看取り(医師による死亡診断書の作成)まで責任を持って対応いたします。

点滴や医療用麻薬の管理は自宅でどのように行うのですか?

医師の指示のもと、訪問看護師や調剤薬局の薬剤師と連携して安全に管理いたします。持ち運び可能な小型の持続注入ポンプ等を使用するため、ご家族に専門的な操作の負担がかかりすぎないよう配慮いたします。

訪問診療にかかる費用はどのくらいですか?(月額の目安など)

保険診療が適用されるため、自己負担割合(1〜3割)によって異なります。一般的な「月2回訪問」の場合、1割負担の方で月額約7,070円程度が目安となります(処置や検査、お薬代は別途必要です)。

医療保険や介護保険は適用されますか?

はい、各種医療保険(後期高齢者医療制度、社会保険、国民健康保険など)および介護保険が適用されます。障害手帳や指定難病などの公費負担受給者証もお使いいただけます。

高額療養費制度や公的助成制度は利用できますか?

はい、ご利用いただけます。医療費の自己負担額には所得に応じた上限(高額療養費制度)が設定されているため、一定額以上の負担を抑えることができます。

交通費や出張費などの実費はかかりますか?

当院規定の訪問交通費をいただく場合がございます。詳細な金額や算出方法につきましては、ご契約時の事前説明にて詳しくご案内いたします。

診療費のお支払い方法はどのようになりますか?(口座振替・振り込みなど)

1ヶ月分の診療費をまとめて翌月にご請求いたします。指定口座からの「口座振替(自動引き落とし)」や銀行振り込みなどをご利用いただけます。

主な訪問対応エリア(対象地域)はどこですか?

横浜市都筑区、港北区、神奈川区、保土ヶ谷区、西区、中区、磯子区、南区、川崎市中原区、高津区、幸区です。

記載されている対応エリア外でも相談できますか?

当院(横浜市港北区鳥山町)から直線距離で16km以内であれば訪問が法律上可能です。対応エリアの周辺地域にお住まいの場合も、状況によって対応できる場合がございますので、まずはお気軽にご相談ください。

ケアマネジャーや訪問看護ステーション、ヘルパーと連携してもらえますか?

はい、積極的に連携いたします。定期的な情報共有やカンファレンスを行い、多職種チーム一丸となって患者さまの生活を支えます。

現在通院している主治医(大病院など)との連携や経過報告は行われますか?

はい、対応可能です。訪問診療の開始時にはこれまでお世話になっていた病院からの「診療情報提供書(紹介状)」をいただき、診療開始後も定期的に治療経過報告や情報共有を行います。

相談から実際に訪問診療がスタートするまでの流れを教えてください。

まずはお電話またはウェブサイトよりご相談ください。その後、事前面談(面談・聞き取り)を行い、病状や生活環境のご確認とシステム説明をいたします。同意をいただいた後、初回訪問の日時を決定し、診療をスタートします。

事前の事前相談や見学、電話での問合せに費用はかかりますか?

いいえ、事前の電話相談や面談、ご相談に関する費用はかかりません。無料で承っておりますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。