- 2026年4月4日
- 2026年9月29日
支える人”を支えることも、医療の大切な役割です
日々の診療のなかで、私は患者さんご本人だけでなく、そのそばで支えておられるご家族のお話をうかがう機会が多くあります。
通院の付き添い、毎日の服薬管理、食事や生活面の見守り。どれも当たり前のように続けておられることですが、実際には大きなご負担を抱えておられる方が少なくありません。
ご家族の多くは、「自分が頑張らなければ」と思っておられます。
そのお気持ちはとても自然で、尊いものです。ですが、介護や療養生活の支えは、短距離走ではなく長い道のりになることもあります。だからこそ、最初から無理をしすぎないことが大切です。
医療は、病気を診るだけのものではありません。
患者さんがその人らしく過ごせること、そして支えるご家族が安心して日々を送れることも、私たちが大切にしたい医療の一つです。
「これくらいで相談してよいのだろうか」
「家での看護に不安がある」
「最近、介護する側の自分が疲れている気がする」
そうした声こそ、早めに聞かせていただきたいと思っています。
困りごとが大きくなってからではなく、小さな違和感の段階で相談していただくことが、結果としてご本人にもご家族にも良い方向につながることが多いからです。
陽だまりクリニックは、介護や看護の不安を抱える方にとって、気軽に声をかけられる存在でありたいと考えています。
患者さん、ご家族、医療・介護スタッフが一緒に支え合いながら、その方らしい毎日をつくっていく。そんな地域医療を、これからも大切にしてまいります。
