- 2026年6月27日
- 2026年9月29日
存在の美しさを、未来へ。
存在の美しさを、未来へ。
私は、病気を診るためだけに医療をしているのではありません。
私が向き合っているのは、一人の「病気」ではなく、一つの「存在」です。
人も、動物も、植物も。
風も、水も、土も、岩も。
この地球に存在するすべてのものは、それぞれ唯一無二の存在であり、それぞれに固有の美しさがあります。
私にとって心臓は、そのことを毎日教えてくれる存在です。
休むことなく鼓動を続ける心臓は、生命の力強さだけでなく、静けさ、美しさ、そして存在そのものの尊さを語り続けています。
だから私は、心臓を診るたびに、人の生命だけでなく、この世界そのものへの感謝を新たにしています。
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私は、存在の中心には「存在核」があると考えています。
存在核とは、人間だけのものではありません。
動物にも、植物にも、自然にも、この地球にも、それぞれ固有の存在核があります。
それは、その存在が「その存在らしくある」ための中心であり、世界とつながる源でもあります。
存在核は、知識を増やすことで育つものではありません。
一つひとつの存在に敬意を持ち、驚きを持ち、感謝を持って向き合うことで、その純度は少しずつ磨かれていきます。
そして、その存在核が磨かれるほど、その存在は太陽のような温かな重力場を育みます。
誰かを支配するための力ではありません。
安心を生み、希望を育み、人や自然が心地よく集い、新たな命や創造性が育まれていく場です。
私は、そのような重力場を育む医療を目指しています。
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私は、千年後、一万年後、その先の未来まで思いを馳せます。
もし人類が存在しているなら。
あるいは、人類という形ではなくても、新たな生命や存在がこの宇宙に息づいているなら。
存在を尊び、その美しさに気づき、その輝きを次の世代へ受け渡していく文化は、きっと普遍的な価値を持ち続けると信じています。
私が医療を通して残したいのは、技術だけではありません。
存在を大切にするという文化です。
だから今日も、目の前にいる一つの存在を大切にします。
自然を大切にします。
そして、自分自身という存在も大切にします。
それが、今の私にできる地球への恩返しであり、未来を生きる子どもたちへの贈り物であり、私がこの世界へ残したい無形の財産です。
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存在は、理解し尽くす対象ではありません。
存在は、驚き続ける対象であり、互いに響き合う対象です。
人は、人と響き合います。
自然と響き合います。
地球と響き合います。
そして、その響き合いの中で、お互いの存在核はさらに輝きを増していきます。
私は、医療を通して、その響きを皆さんと分かち合いながら、一人でも多くの存在が、自分らしく、美しく輝ける未来を育んでいきたいと願っています。
