

- 2026年6月17日
【バトンを受け取った日】
今日は嬉しい一日だった。 ある患者さんをお見送りした。 病院も、ご家族も、私たちも、皆それぞれに悩みながら歩いた時間だった。 退院が決まった時、本当に自宅で良かったのだろうか。 病院の先生も、ソーシャルワーカーさんも、看…


今日は嬉しい一日だった。 ある患者さんをお見送りした。 病院も、ご家族も、私たちも、皆それぞれに悩みながら歩いた時間だった。 退院が決まった時、本当に自宅で良かったのだろうか。 病院の先生も、ソーシャルワーカーさんも、看…


人生の最期に御縁のあった方たちは 「失うこと」 について多くを教えてくれます。 身体を失う。 役割を失う。 財産を失う。 未来を失う。 それでも、 「今日は天気がいいね」 と笑う人がいる。 長年、その姿を見続けてきました…


私は、すべての存在の中にそれぞれの青い鳥がいると感じています。人も、自然も、この世界そのものも。 だからこそ、自らの青い鳥を思い出し、その光を持ち寄り、互いに結び合うこと。その静かなネットワークを育んでいくこと。 ….呼…


木には木の青い鳥があり、水には水の青い鳥があり、人には人の青い鳥があり、そして宇宙にもまた宇宙の青い鳥がある。 ということになるのでしょう。 そう考えると、医療者の役割も「治す人」から少し変わってきます。 患者さんの中に…


急性骨髄性白血病の終末期では、「何が起きているのか分からないまま悪化していく」ことが、ご本人にもご家族にも大きな苦痛になります。特に病院から「時間がない」と言われて帰宅された場合、ご家族は「何が原因なのか」「苦しんでいる…


「できることなら、住み慣れた家で過ごしたい」そう願われる方は少なくありません。ご自宅には、長く暮らしてきた安心感があり、ご本人にとってもご家族にとっても、かけがえのない生活の場です。 一方で、病気や加齢により通院が難しく…


春や秋のように季節の変わり目は、日によって気温差が大きく、体調を崩しやすい時期です。特にご高齢の方や療養中の方にとっては、少しの寒暖差や生活リズムの乱れが、思った以上に体へ負担をかけることがあります。 「なんとなく元気が…


日々の診療のなかで、私は患者さんご本人だけでなく、そのそばで支えておられるご家族のお話をうかがう機会が多くあります。通院の付き添い、毎日の服薬管理、食事や生活面の見守り。どれも当たり前のように続けておられることですが、実…


介護は、誰かを大切に思う気持ちから始まることが多いものです。「できることは自分でしてあげたい」「なるべくそばにいてあげたい」——そんなやさしい思いが、日々の支えになっているご家族も多いのではないでしょうか。 けれどその一…